2015-01-01から1年間の記事一覧
実の親に責任を果たせと言っておきながら、その実自分の人生に責任を持てないでいる私は、さすがこの親にしてこの子ありと自分で背負うべき責任すらも親になすりつけようとしているどうしようもない人間だと思う。 昨日のこととあとはまあギリギリ明日のこと…
今の私を過去の私がもし見たらよかったと思うだろうかうらやましいと思うだろうかそれとも絶望して死んでしまうのだろうか。 あなたはエリートだ、と言われてそうかもしれないと思った。だって私は中学生の時からずっとずっとエリートと呼ばれる人種になりた…
一時の幸せに身を委ねることが未来の私の首を真綿で絞め上げていくような行為だというのなら、私は私を一思いに殺してしまうかそのまま生きて首をゆるゆると絞められて死ぬか、いずれにせよ死ぬんだったらせめてきれいに死にたい、私は私が一番輝いていると…
曇りの日の空は灰、美術の授業の課題で使った工作用紙の裏側と見比べながら私は体育館の前でバスケットボールを磨いていた。 女子バスケ部には部誌があって、そこに新入生が交代で練習メニューとか顧問の先生やコーチの言っていたことを書き留めていく。でも…
ある日の公園で小さな女の子がかき氷を食べながらお父さんと楽しそうに話している姿を見て、私は昔の私のことを思い出していた。 お父さんは家具のカタログを見ながら、なんとかちゃんはどういうお部屋にしたい?みたいなことを聞いていて、女の子はいちごの…
私の心は暴力によって何度も何度も屈しました、私は身体のみならず心までも暴力に屈しました。あの時のことは忘れたくても忘れられません。あの日の季節や曜日や流れていたテレビ番組まで克明に覚えていて、あの日大切な人が流した涙の色もその人に対して私…
焦がれて焦がれて焦がれ抜いたあなたの顔も声も私は知らない 私は許さない人間になっていた 予定通りに進まないことが許せなかった 思い通りにならないことが許せなかった 自分の言ったことに責任を持たない人たちを許せなかった へらへらと過ごしている人た…