2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

人と向き合うということ

何事にも多面性があり今見えているものが全てではなく見えていない部分が必ずあることを忘れてはならないと思った。 私の家族は表面上うまくいっているように見えるなぜなら一緒に住んでいるし子供が2人いるけど真面目に学校に通っているし父親は人柄がよく…

足を踏み外す

中学生のころ、ある日のこと、突然私は倒れた。 誰にも言っていないけれど、倒れたときのことはよく覚えている。倒れた後のこともよく覚えている。周りの人たちは私が急に倒れて気絶したと思っていたようだけれど、気絶なんかしていなくて、突然体から力が抜…

知っている人生

何かを憎みながら生きることはとてもつらく大変なことですなぜなら憎しみは報われることなどなくただただ暗い影しかもたらさないから。 少なくとも私はそう思います。 でも、しかしながら、立ち上がれないほどに打ちのめされて、心を壊されて、それでもなお…

安心できる場所なんてどこにもなくて、中学校の女子トイレの奥から2番目の個室にいるときだけが唯一ほっとする時間だった。 いじめられてたわけではないし、 周りから拒絶されていたわけではない。 周りの人たちはみんな優しくて、 だからこそ残酷な人たちに…

徐に訪れる死

中学2年生の時に私はゆっくりと死んだ。 人はすぐに壊れてしまう。汚い言葉を浴びせ続けるだけで中学生女子の心なんて簡単に壊すことができる。父から罵倒され続けたことで、私は自分自身がこの世界で最も不必要な存在だと思っていたし、すぐにでも死ぬべき…

私の父

父は無邪気な人だった。 私がまだ小さかった頃、父がまだ私をかわいがってくれていたころ、もう今はあまり思い出せないけれど、父はとても無邪気な、子供のような人だったと思う。 天気がいいから、という理由で仕事を休んで釣りに行って、真っ赤に日焼けし…

私には父親がいない。私は父親というものを知らない。 父とはつい最近まで一緒に暮らしていた。いや、暮らしていたというよりはそこに「いた」というほうが正しい。父とはここ13年くらいまともに会話していない。会話ができない。彼は一切何も喋ろうとしない…

私と母

母は仕事の人だった。 我が家は父も母も働いていたので、私は保育園に通っていたし、小学校に上がったあとも学童クラブという放課後保育施設に通っていた。当時共働きの家庭や親が一人の家庭は少なく、私と同じ学年で学童に通っている児童は私しかいなかった…

私と妹

私には妹がいる。 年は4歳離れていて、妹が早生まれなので学年でいえば3つ違う。4歳離れているというのはまた微妙で、1、2歳離れている兄弟ほどの近さはないし、6~10歳離れている兄弟ほどの「第2の親感」みたいなものもない。第2の親感が存在するのかどうか…

私のこと

昭和が平成に移り変わるその狭間に私が生まれた。覚えていないけど。 生まれたのは東京で、下町と呼ばれる場所だった。私はそのままそこで育っていくことになる。 私が覚えている最古の記憶は3歳の頃に引っ越したマンションの3階で「3」と書かれたパネルを見…

本ブログについて

家族のことと自分のことについて考えていることをまとめねばならないという天啓が下りてきたので覚書のような感じでここにつづっていければと思います。 宜しくお願いいたします。